日本美術市場の再生を目指して
当社グループは近年、日本近代美術の再評価と価値づけに取り組んでまいりました。創業30周年を迎えた2019年からはさらにその視野を広げ、我が国のコンテポラリーアート(戦後美術を含む)に対する評価と価値づけ、作家の育成、さらには資産形成アート投資サロンの立ち上げをはじめとした富裕層・コレクターの呼び込みといった、アート・コミュニティ、プラットフォームの創造を目指す「日本美術市場再生プロジェクト」を始動しました。
日本のアート取引市場を、世界と肩を並べる規模へと導くべく、グループ企業各社が戦略的に事業を行っています。
アートの事業セグメントで培われる富裕層中心の顧客基盤に対して、社会全体へ広がりを持つ厳選されたプラットフォームを構築。強いマーケティング力で、高額高級品の価値付けに責任を持つセレクトサービスカンパニーとしての役割を、当社グループ全体で提供しております。
グループの事業体制
当社グループは、事業セグメントの異なる4つの会社及び、Shinwa ARTEXに連なる戦略子会社によって構成されています。シンワワイズホールディングは、経営戦略やガバナンス、モニタリングといった持株会社機能に加え、グループ全体の顧客基盤を元にした富裕層マーケティングの戦略立案、プラットフォーム構築も担当。ここで策定・開発された戦略やプラットフォームを元に、各グループ企業が各自で判断・活動し、スピーディに戦略の遂行と目標達成できる体制作りを確立することで、日本美術市場の再生と企業価値の向上を目指しています。
美術品を中心としたオークション事業
業界の先駆けとして、1989年から継続的にアートオークションを開催。近代美術、コンテンポラリーアートのほか、資産価値の高いワインや家具などのオークションも手がけ、オークション会員には開催情報などのメールマガジンをお届けしています。
資産防衛、マイクロファイナンス、エネルギー事業ほか
エネルギー事業を核に、資産防衛としてのダイヤモンド投資や、マイクロファイナンス、海外不動産紹介、メディカル、文化支援など様々な領域での事業開発を行っています。資産形成を目的とした「アート投資サロン」も運営。
アートディーリング、画廊運営事業
アートオークションの開催実績、蓄積された過去の取引データを基に、美術品の市場価格を査定。銀座にて画廊の運営も行い、展覧会の企画や作家の発掘、買い付けも行っています。